Rubbergard Record

製作のお手伝いをしていた、神田神保町のレコード・ショップ Rubbergard Record (ラバーガード・レコード) のサイトが、本日めでたく公開されました。

Rubbergard はソウル、ジャズ、ブラジル音楽、ロックなどの廃盤ヴァイナルと CD を中心に扱う、いわゆる「中古レコード屋」で、昨年の夏から営業しています。ほとんどひとりでやってる小さな店なんですが、店長みずから買い付けるアイテムのクオリティがとにかくハンパないです。いつ行っても聴いたことのないようなブツが出てくるような、音楽好きなら行って損はないと断言できる、充実の品揃えを誇ります。

ここの店長とは 15 年来の付き合いなのですが、彼ほどの音楽バカにはお目にかかったことがないです。彼の最大の強みは、お客さんの話をちょっと聞けば、今までどういう聴き方をしてきたかとか、今はどんなものを聴きたいのか、といったことを敏感に察知する能力。で、「こんなのあるけど、どう?」とさりげなくサジェスト。とはいっても「一見さんお断り」な雰囲気はまるでないので、気軽に立ち寄って音楽の話をするだけでも楽しめると思うし、ついつい長居してしまうこと請け合いの、居心地のいい店なんです。

サイトとしては、当初の予定では EC サイトとしてオープンする予定だったのですが、諸般の事情からとりあえずブログとして公開。studio-fun.net の kan さんに WordPress での構築をお願いしました。僕はいつものフロントエンド開発のみならず、久々にヴィジュアル・デザインまで担当しています。A List Apart をかなりパクってしまいましたが。ていうか縦長のロゴを配置する方法をほかに思いつかなかった。

あまつさえプロジェクト・マネージメントなんていう慣れない仕事も受け持ってしまったせいで、スケジュールがかなりグダグダになってしまいました。古くからの友人だってことで店長からはかなり大目にみてもらってますが、申し訳ない思いでいっぱいです。やっぱ餅は餅屋というか。

とにかく Rubbergard Record、良いお店なので、よろしくお願いします!