、「フロントエンドカンファレンス福岡2019」というイベントでお話をする機会をいただきました。僕のプレゼンテーションのタイトルは「音楽、数学、タイポグラフィ」で、ウェブタイポグラフィを音楽と数学の視点を交えて考察するものです。
イベントの現場はとても雰囲気が良くて、こういった場があまり得意ではない僕も気後れせず参加することができました。打ち上げもすごく楽しかった。福岡に行ったのははじめてだったんですが、すごく暮らしやすそうなところという印象を持ちました。また行ってみたいです。
登壇依頼のメールを見返すと、運営の皆さんとしてはUIデザインについて話してほしかったようなんですが、結果としてあまりそういったものにはならず、自分の話したいことを話してしまいました。すみません。そのかわりイベントの「新しい視点を見つけよう」というテーマはけっこう意識していて、こういうものの見方もありますよ、という提示はできたんじゃないかと考えてます。
僕の話の内容は期せずして、ここ数年にわたって考えてきたことを総括するようなものになりました。イベントの本番前は、こんなわけのわからない話をいったい誰が聞くんだろう、と控室でふるえていたんですが、終わってみると思った以上に好評でほっとしました。また話した内容を書き起こして記事にしたところ、予想外に多くの方々に興味を持っていただけたようで驚いています。いままで自分がやってきたことはそんなに見当違いなものでもなかったのかなと、少し自信が持てたことが最大の収穫でした。本当に参加できて良かったと思います。声をかけてくれた運営の皆さん、どうもありがとうございました。